東京藝術大学大学美術館で行われていました「買上展」藝大コレクション展2023 にて橋本がデザイン科学部の1991年の卒業制作で買い上げられた作品を32年ぶりに展示されていました。
(2023年3月31日ー2023年5月7日)
メルバウという南洋材の木材で硬くて重い木で制作した彫刻作品です。
台座は鉄製で横浜 鶴見 実家の近くで父の友人の鉄工所で溶接していただきました。
よくもこのような厚い鉄板を使ってくれたものだと今から考えると本当に感謝です。
当時の藝大デザイン科は狭く、大きく重い作品は制作できなかったので校舎脇の外で単管を組んで小屋を作り、吊り上げたりいろいろ工夫しながら制作しました。(当時の写真もあったので少し)
作品名は「時空の顕在化」という作品名で今の研究室の「Design Embody」という名称にもつながったと思います。
今でも手元に置いてある本制作する前に制作した作品もとても気に入っています。
ご来場いただいた皆さまありがとうございました。
大学同級生の石田和人さんに撮影いただきました。
1991年当時の制作場所。これは講評を受けるために足場を取り払ったところ。
本作品の前の試作として制作した作品(1990年小田原の野外彫刻展で入選し制作した作品と同じ米松で制作)
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